ミャンマー法データベース(MLDB):重要法令の解説

重要法令の解説

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掲載日 解説
内容(一部掲載)
2016/4/6 休暇及び休日法

本法は、1951年に成立した古い法律であるが、2014年7月18日に本法を一部改正する法律が成立した。本法は休暇及び休日について規定しており、本法の適用対象事業は、全ての事業である(休暇及び休日法2条2項)。対象労働者は、常勤労働者のみならず、臨時労働者、日雇労働者も含まれる。但し、家族従業者、共同経営者、料理人、清掃人、ベビーシッター、警備員は除かれる…(続きはこちら)

検索キーワード : Leave and Holidays Act

2016/4/4 工場法

工場法は、工場における各種設備等の設置義務、工場における労働者の労働条件等を規定している。工場法における「工場」とは、①過去12か月以内又は現在10人以上人が働いており、かつ、動力を用いた製造工程が稼動している区域を含む建物、又は、②過去12か月以内又は現在20人以上人が働いており、かつ、動力を用いない製造工程が稼動している区域を含む建物を意味する…(続きはこちら)

検索キーワード : Factories Act

2016/4/1 店舗及び商業施設法

店舗及び商業施設法(1951年)の改正法として2016年1月に制定された。本法は、店舗及び商業施設における労働時間、賃金、職場での安全性の確保、健康を守る権利等について規定している…(続きはこちら)

検索キーワード : Shops and Establishments Law

2016/3/30 賃金支払法

本法は、1936年の賃金支払法の改正法として2016年1月に制定された。労働者に対する賃金支払遅延と不法な控除の防止を目的としている。同法により、賃金からの控除は規定された場合にのみ認められること、賃金の支払日、支払い方法が定められている…(続きはこちら)

検索キーワード : Payment of Wages Law

2016/3/29 雇用及び技術向上法

本法は、雇用及び訓練法(The Employment and Training Act, 1950)に代わる法律として、2013年12月1日に施行され、雇用契約締結義務、雇用契約書の必要的記載事項等について規定している…(続きはこちら)

検索キーワード : Employment and Skill Development Law

2016/3/25 最低賃金法

古い最低賃金法(The Minimum Wages Act, 1949)を改正する形で、新たな最低賃金法(Minimum Wages Law)が2013年3月22日に成立し、同年6月4日に施行された。同法の施行細則は2013年7月12日に成立した。本法は具体的な最低賃金額は定めておらず、最低賃金額の決定方法のみ規定している。具体的な最低賃金額については、2015年6月29日に国家委員会より日給3,600チャットとする旨の発表がなされ、当該額が確定した場合には、賃金額が当該額を下回った場合には違法となる…(続きはこちら)

検索キーワード : Minimum Wages Law

2016/3/23 社会保障法

社会保障法(The Social Security Act, 1954)を改正する形で、2012年8月31日に新たな社会保障法(Social Security Law, 2012)が制定された(社会保障法104条)。同法は2014年4月1日に施行され、同月2日に施行細則(Notification No.41/2014, Ministry of Labor, Employment and Social Security)が制定された。新たな社会保障法は、1954年の社会保障法と異なり、失業保険制度が新設される等、より労働者保護に資する内容となっている…(続きはこちら)

検索キーワード : Social Security Law

2016/3/21 労働紛争解決法

労働紛争解決法は、労働者の権利保護、使用者と労働者間の良好な関係の構築、良好な職場環境の構築、公平、公正、迅速な使用者と労働者間の紛争の解決を目的としている(労働紛争解決法前文)。
本法の適用対象となる労働者は、経済活動又は生活のため自ら労働を行う日雇労働者、臨時労働者、農業労働者、家事労働者、公務員、見習いである(労働紛争解決法2条(a))。
また、本法は紛争を個別紛争 と団体紛争 とに分けて取り扱っており、主に団体紛争の解決に関して規定されている…(続きはこちら)

検索キーワード : Settlement of Labour Dispute Law

2016/3/18 労働組合法

近時、ミャンマーにおいても工業団地に所在する工場等において賃金の増額等を求めるストライキが増加している。このようなストライキに関する法律として、労働組合法が存在する。現在の労働組合法(Labour Organization Law)は、労働組合法(The Trade Union Act, 1926年)を改正する形で、2011年10月11日に成立した。同法は、1962年以降結成が禁止されていた労働組合の結成について、一定の条件を満たした場合には認め、ストライキ権についても認めている…(続きはこちら)

検索キーワード : Labour Organization Law

2016/3/16 会社法

ミャンマーに進出する際、会社を設立する方法として、会社法(The Companies Act, 1914)に基づく方法と外国投資法(The Foreign Investment Law, 2012)に基づく方法の主に2つの方法が存在する。このうち、外国投資法に基づき会社を設立する場合においても、外国投資法に基づく投資許可のみならず、会社法に基づく営業許可も取得する必要がある。したがって、全ての会社が会社法の規定を遵守しなければならず、会社法は全ての会社に影響を及ぼす重要な法律と言える…(続きはこちら)

検索キーワード : The Companies Act

2016/3/14 外国投資法

外国投資法(The Foreign Investment Law)は、1988年に公布された外国投資法(以下「旧外国投資法」という。)を改正する形で2012年11月2日に成立した。同法は、外国会社がミャンマーに進出する際に考慮する必要のある重要な法律の1つであり、外国投資を促進する目的で制定されているものの、投資を制限または禁止する業種についても規定しているため、外資規制の側面も有する…(続きはこちら)

検索キーワード : Foreign Investment Law